不動産再生事業

Real Estate Regeneration

コンセプトを表す内装イメージ

Concept

不動産再生事業のコンセプト

眠っていた不動産に
新たな意味と価値を与える

人口減少や空き家の増加といった社会課題に対し、既存ストックを再設計・再活用することで、その場が持つポテンシャルを最大限に引き出す。それが不動産再生事業です。建物の構造や地域性に応じて「場の役割」を再定義し、収益性と社会的意義を両立した再生を実現します。時代に合った価値を吹き込むことで、「欲しがられるプロダクト」にまで再生させるのが、私たちのミッションです。

不動産再生事業の特徴

Features

01

商品力

商品力の事例

「町の風景に寄与する器」へ転換するリデザイン

物件が本来持つ文脈や素材の魅力を丁寧に引き出し、現代の暮らしや社会の価値観にふさわしい空間としてリデザインします。共用部や外構にランドスケープの視点を取り入れ、「町の風景に寄与する器」としての価値を設計段階から追求します。見た目の美しさだけでなく、人や地域との“関係性”までを設計する空間づくりが、商品力を支える大きな要素となっています。

付加価値化の事例 Examples of Value Addition
  • 昭和時代のガラスに間接照明でライトアップし、美しさと夜間の治安向上に寄与
  • 自転車が乱雑に止められていた共用通路に絵画を飾り、駐輪場へ自然に誘導
  • 古民家の解体計画を破棄し、素材を活かしたテナント物件へ再生、即リーシング完了

商品力サマリー(全体傾向)

間取りの
タイプ
1K〜2LDK(単身・DINKs向け中心)/ファミリータイプも展開
平均専有
面積
約26〜54㎡(シングル〜コンパクトファミリー)
共用部
の特徴
エントランスラウンジ、宅配ボックス、オートロック、大型ペット可等 など
ランドスケープ
設計
緑地/ドッグラン/屋上スペースなど建物外との関係性を重視
外構・
意匠性
デザイン監修あり/シリーズによる統一感(例:エルベコートシリーズ)
ブランド
展開
エルベコート(都市型・新築)/エメシリーズ(都市型・緑地共生)など
ユーザー調査
の反映
仲介業者/グループ会社による入居者からの声のヒアリング
用途転換
の対応
ワンルーム→SOHO/住宅→宿泊施設など柔軟な再設計対応 など可変性に対応
主な用途共同住宅(ファミリー・単身向け)、商業ビル、ホテル、シェアオフィスなど
02

収益性

収益性の事例

利回り向上を実現するマーケティングとブランディング

市場価値が低下したマンションやテナント物件等を収益性を意識したマーケティングに基づいて買収。コンセプトを再設計した上でのリノベーションはもちろん、共用部のデザイン性向上やブランディングにより、賃料を大幅に向上させることが可能です。実際には、再生後の賃料が2倍に高まった事例や、投資利回り10%超を達成した事例も複数存在します。入居者への賃料交渉や、新規客付けも含めてトータルでサポート可能です。

主な実績 Achivement
  • リノベーション、コンバージョン完了後に賃料をアップ
  • 満室稼働を実現した実績多数

収益性サマリー(全体傾向)

想定表面
利回り(新築)
3.9%〜4.2%程度(エリアや規模による)
想定表面
利回り(既存)
6.0%〜7.0%程度(エリアや規模による)
想定実質
利回り(新築)
管理・修繕費等を考慮して 3.3%~3.6%前後
想定実質
利回り(既存)
管理・修繕費等を考慮して 4.8%~5.6%前後
想定年間
賃料収入
約720万〜6500万円/年(想定)
入居率
の目安
平均96%以上(供給エリアにより)
対象
エリア
大阪・東京エリア中心、再開発地域や駅近など
構造・
建物規模
RC造・3〜10階建・共同住宅が中心
03

スキーム

ビルメンテナンス

一貫したワンストップ体制と不動産開発後のフォロー

通常「手間がかかるため敬遠される」この分野で、あえて再生に挑戦し経験を積んできたのが近藤建設工業の強みです。グループミッションである「場のクリエイティブ再生」を念頭に、建物をつくって壊すから再生するという社会的意義を現在進行系で重視しています。地域特性の解釈、用途込み替えの設計、経済性とデザイン性のバランスを、グループ全体の力で解決していきます。

グループ間連携の事例 Achivement
  • 近藤建設が物件取得、企画開発、新築工事、施工管理を行ったマンション
  • 近藤プロパティが周辺調査、建物仕様企画、テナントリーシング、賃貸契約等
  • ケイエスコミュニティが建物管理、設備管理、共用設備の保守点検等

業務体制図

業務体制図
Project

現在進行中の再生プロジェクト

私たちは現在、人・社会・自然の境界線を超える、新しいプロジェクトに挑戦しています。

空き家ポニックス

かつて地域の子どもたちの声でにぎわっていた中夜久野保育園。少子化の波の中でその役目を終え、静かに時を重ねてきました。けれども、そこに残された建物や園庭には、まだ消えていない温度と記憶がありました。私たちはその「止まった時間」を、もう一度動かしたいと考え、企画したのが「福知山アクアポニックスガーデン」です。

伝統建築再生ホテル

絹織物の記憶を今に伝える重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の町並みに、静かに佇む旧細川邸。長いあいだ使われずにいたこの町家を、弊社は「ホップの宿」として再生します。保存ではなく、継承。修復ではなく、呼吸の再生。かつて糸を紡いだこの家に、もう一度“人の営みと時間の流れ”を取り戻します。

主な開発エリアArea

長期にわたって不動産の価値が下がらないエリアを主な開発エリアとしています。
関西を拠点に、特に大阪府内を中心とした都市部での開発を進めながら、京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山など近隣地域、さらに首都圏(東京・神奈川)へと事業エリアを広げています。

開発エリア大阪府:大阪市・豊中市
京都府:京都市・与謝野町・福知山市
兵庫県:神戸市、阪神間
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県